IPv6+802.1qの設定にハマった

目次

背景

IPv6への接続を得たが、いまいち知見が足りないため、 サーバへの接続が安定しない。

構成

  • enp2s0f0 IPv4: 192.168.1.1/24
  • enp2s0f0.107 IPv4: 192.168.107.1/24
  • enp2f0f0.108 IPv4: 192.168.108.1/24 IPv6: RA/Stateless(EUI-64)

実装

RAでプレフィクスを配っているものの、IPv6 Privacy Extensionが有効になっていると サーバーとしては使い物にならないので無効に。 echo 'net.ipv6.conf.all.user_tempaddr=0' >> /etc/sysctl.conf

カーネルモジュール8021qman interfacesあたりを調べて回りましたが、 ifup -a && ifdown -aで確実に動作する設定は見つからず。 pre-up /sbin/vconfig add $iface $vid post-down /sbin/vconfig rem $iface.$vid こちらを/etc/interfacesに記述 この調査にほとんどの時間を費やした。

そして、IPv6の設定は iface enp2s0f0.108 inet6 auto であっさり終わり。

未だ不明な点として、 DNSの取得のためだけにDHCPv6を使う場合の設定が さっぱり明白にならないというオチがついた。

RFC8106で標準化され各種OSで実装が進んでいる、RAによるDNS設定が 自宅のルータから可能になれば万事解決ではある話だが……。

今後も調べ続けることになりそうだ。

参考資料